不登校娘(ASD)との日常

日常をたらたら書く

娘のはなし。

娘が不登校になって約3年。
最近『学校』という世界に少しずつ踏み込もうとしている。

学校や学校に関連したワードが出るたび一点を見つめ硬直し、無表情のまま涙を流していた娘。

酷い時は一点を見つめ、左右の黒目が異なる動きをしていた。全く焦点が合ってない。身体は硬直し動かそうにも石のように固く重かった。

なかなかリアルではお目にかかれない光景である。初めてこの症状を見た時なんだこれ、黒目バラバラで動いてんじゃん、エクソシストじゃん?
娘壊れたな…って。

そう思ったと同時に無意識に写真と動画を撮り始めた。直感的にもう私の手に負えないと悟ったから。病院連れて行く前提で撮り続けた。

普段仕事でいろんな症状の方達を見てる。
見てるはずなんだけど、我が子のそれは今までに見た事のない症状だった。

この時思ったね。今の仕事してて良かった。
何の知識もない人が見たら多分発狂するレベルで怖い。めっちゃエクソシスト
この子は一体どうなるんだろうか、、と思いながら娘をカメラ越しに見てた。

冷静でいられたのは仕事柄と言うのもあるけど、何だろな、そのぐらい娘が娘じゃなかったんだ。別人格だった。
非現実な世界が目の前のそこにあって、理解する前に脳に直接入ってくる感じ。処理しきれずそのまま受け取るしかなかったんだと思う。表情や動き、この後どうなるのかなぁって他人事のように見てた。

あの時、小4の3学期が一番体に症状が出てたなぁ。