不登校娘(ASD)との日常

日常をたらたら書く

高校受験のはなし。

不登校になってから諦めてた高校受験。

内申のない娘には夢のまた夢の話。

出席日数も授業日数も、学校内での評価が存在しない娘には公立の受験資格がない。

変な話よね。受験くらいさせてくれよって話よね。

と、今更そんな事言っても仕方のない話で完全に諦めてた。

私立に関しては受験は出来るだろうけど当日の試験次第。本気の実力勝負って話だったからこれもまたね、なかなか難しいよね。

自宅で塾のプリント3教科独学でこなしてるとは言え、今現在の実力がどの程度なのかサッパリ分からないし。

そんな事より問題は、仮に受験して合格したとしよう。果たして通学出来るのか?と言う一番の壁が立ちはだかる。

 

私個人的には現実的な進路を考えていた。通信制の学校行って高卒資格さえ取れば何とかなる。塾や予備校行って本気で勉強すればその先の大学受験も可能だろう。

それが一番手堅い選択だと思ってた。

 

が、そう思ってた所へ突然娘の希望、夢が出来てしまった。しまった、と言っちゃだめやつだね。

 

『普通の学校生活を送ってみたい。授業も受けてみたい。』

 

なんと、めちゃくちゃ素晴らしい夢じゃない。そう思う事だけでも素晴らしいじゃない。

なら受験だけでも出来る学校探してみよう。その夢叶えようじゃないの、と言う私の謎の闘争心がですね…

 

私じゃなくても親なら皆思うはず。

不合格かも知れない、通学出来ないかも知れない。けどその夢を叶える手段があるなら可能性がある限り動こうじゃないの。親として出来る事があるならやろうじゃないの。

 

そんな訳で探し始めたんですけどね。

壁が高い高い。

先ずは公立。

『長期欠席者等にかかる選抜方法』?

どうも長期欠席の子供でも受験資格はあるようだ。手続きして審査して、なんか難しい事クリアすれば受験は可能、と言う教育委員会のサイトにたどり着いた。

 

取り敢えず学校に聞いてみた。

返事は確かにそのような制度?システムがあるそう。

がしかし、長期欠席の理由によると。

例えば長期間入院していたとか、イジメによって学校へ行けなかったとか。

重大な理由っつうのかな。

高校側がその理由ならオッケーてなれば受験が出来るらしい。多分。受験だったかな、面接だったかな、よく理解してないけど多分受験は出来るっぽい。

おー!と思ったけど、その後に続く先生の残念そうな顔。

問題は◯ちゃんの欠席理由が審査に通るかどうか。重大な理由が前例になってるんで変な話ただの不登校、となると難しいかも知れません。向こうサイドがどう捉えるかなんで…

でもでも、もし受験したい気持ちがあれば学校側は協力します、書類でも何でも書きますから!勉強も放課後とかに教えます!と言ってくれた担任、好き。

現実的に考えて無理っぽい気がしないでもないけど、そう言ってくれるだけでもね、嬉しいよね。

次は私立。これはもう実力主義。入試当日の結果次第なんだけど、その前にそんな生徒を受け入れてくれる学校を探さなきゃならない。

不登校枠で受け入れ可能な学校もあるけど、その学校へ娘が行きたいかどうか本人の希望もあるし、贅沢な事も言ってられないけど色々探し中です。

 

と、ここまで公立私立の事書いたけど、両方とも『学びたい。合格した暁には通学します!』と言う強い意志を見せなければならない。

 

けどさ。

学びたい意思も通学したい意思も多分他の子より強いと思うんだけどさ、、

ぶっちゃけ通学出来るかどうかなんて分からなくない?学校行きたいと思いながらも行こうとすると体が硬直して、フリーズして、勝手に涙出てきてメンタル壊れて不登校になったんだからさ…

 

なんかよく分からないけど、行けるかどうか分からない不安定な子供たちにも門戸を広げて欲しいな、可能性だけでも夢見させてくれよ、と思っちゃうね。

 

長々と書いちゃったけど、こんな事誰にも言えないしね。こんな内容の話理解出来る人いないし、話したところでなんの解決にもならないし自分の頭ん中整理するために書いたってわけよ。

 

受験可能な学校探すのと並行して、現実的な学校も探し中。通信制ならとりあえず高卒資格は取れそうだし、何を選択するかは娘本人に任せる。選択肢揃えてあとは本人任せよ、うはははは、はぁ……

 

長い長い。話も長いし道のりも長い。