不登校娘(ASD)との日常

日常をたらたら書く

今週のお題「おとうさん」

今週のお題「おとうさん」

おとうさんか。

 

そう言えば今日は父の日だね。

私に父の話をさせたらめちゃくちゃ長くなるけど良いのか。良いな。

 

Twitterでもたまに父の話をするけど、私はとにかく父が大好きだ。

父がいなかったら今の私は存在しない。と言っても過言ではない程父親大好き人間です。

母の代わりに父が全力で愛情を注いでくれた。

母はなんだろな、母親というより『女』と言う認識だったから。

 

亭主関白タイプだけど情に厚く優しく、誰かの為に身を削って全力で助けようとするタイプ。男前。めちゃくちゃ男前。

かと言って前面に俺様を主張する訳でもなくなんつうのかな、男前なんだよ(しつこい)

 

そんな父との思い出は腐るほどあるが、その中でも私の心の支えになっている思い出がある。

しんどい時、辛い時、夜空見上げて思い出す。

 

あの頃、父と2人で良く夜空眺めてた。

 

星きれいだね

今流れてったあれ人工衛星

うっそ、どれどれ?

 

まだ帰れないよね?

そうだな、まだ暴れてるかもな

………

今日はもう車の中で寝るか

 

家はあるのに家に帰れない生活。

アル中の叔父が暴れるたびに父と2人車に飛び乗り、近くの公園へ避難する。

当時はそんな生活だった。

 

もう遠い昔の事だから記憶も定かじゃないし、地獄のような生活を記憶から消し去りたい本能が働きうろ覚えだけど、昔を思い出す度に父と2人で見上げた夜空がよみがえる。

 

公園の静寂と、頭上に広がる満点の星空。

ただただ時間だけが流れ、他愛もない会話をする父と2人だけの時間。

 

しんどい時や行き詰まった時、1人で夜空を見上げ父と見上げた夜空を重ねる。

そうする事で不思議と安心した気持ちになるんだ。まだまだ大丈夫。頑張れると思える。

 

私が赤子の頃から結婚するまで、結婚してからも父は唯一の味方だった。

とにかく肯定してくれる。

私が無茶な事しても、無謀な事しても、とにかく肯定してくれる唯一の存在。

そんな味方してくれる父がいたからこそ私は自由に生きてこれたのかもしれない。

 

今遠く離れて暮らす父に言いたい言葉はなんだろう、とふと考えてみたけどこれしか思い付かない。

たくさんの愛をありがとう。

そして、心から愛してる。